設立趣旨  アクティング・コラボレーションとは?

商業ミュージカルの現場での共演を機に、
演劇ユニット・アプローチシアター代表の俳優・ひのあらたと、
アルゼンチンタンゴの踊り手でもある俳優・土屋貴俊とが、
演劇・タンゴ・歌・楽器等、様々なジャンルのアーティストと
コラボレーションすることで、アルゼンチンタンゴや演劇の新たな可能性を探り、
表現の場を創造し、拡げて行こう。という趣旨のもと、
同じく俳優の青山治らと共に2009年11月15日、
ひのあらたのアプローチシアターと土屋貴俊のT-プロジェクトを母体として新たな団体「Acting Collaboration」を創立。
今後は、ストレートプレイや、アルゼンチンタンゴの純粋な魅力は勿論のこと、
日本・スペインなど世界各国の名作戯曲と、タンゴとのコラボレーションや、
和・洋・中・様ざまな楽器の生演奏でのセッションを通して、
「空間を共にする」事に依ってのみ生まれる臨場感や感動を、
新しい分野の作品として提供すべく、さらなる進化・魅力を探るため、定期的な活動を志しています。

プロフィール

     

青 山 治
小劇場演劇から芝居を始める。俳協演劇研究所を経て、男優集団Studio Lifeに入団。 劇団主催のワークショップに参加し、メソット゛に興味を持つ。2002年9月から2007年8月までNYに留学し、アクターズスタジオ生涯会員のロベル タ・ウォーラック氏やエリザベス・ケンプ氏からリーストラスバーグメソッドを学び、ジェームズ・プライス氏やボビー中西氏の下でマイズナーテクニックを学 ぶ。 留学中の2004年7月のリンカーンフェスティバルでの「平成中村座 夏祭浪花鑑」に祭りの若者、NYPD役で出演したり、マーシャルアーツ集団 Spinnin Roninにゲスト出演したりするなど精力的に俳優活動も続ける。帰国後は、竹内晶子氏の下で身体論に基づく『ニュートラルな体からの演技』のトレーニン グを続けながら、土屋貴俊氏のもとでアルゼンチンタンゴを学ぶなど、演技だけでなく身体表現の可能性を追求しながら、ショートフィルムや演劇公演での活動 をしている。 2009年11月Acting Collaborationの設立趣旨に賛同し創立メンバーとして参加する。


ひ のあらた
小劇場の父、野尻敏彦氏に師事し、劇団四季を経て(株)東宝芸能へ。劇団四季では「ライオンキング」ムファサ役、「美女と野獣」ガストン役などを演じた。 特に「ライオンキング」では父王ムファサ役として、東京、大阪、福岡合わせて約1000ステージに出演。退団後はミュージカルやストレートプレイで活躍す る傍ら、小空間での作品創りにも力を入れ、2004年には自ら演技ユニット「アプローチシアター」を創立し、出演のほか演出も手がける。  その他の主な出演作品として、「マクベス」マクダフ役、「ジュリアス・シーザー」マーク・アントニー役、「季節はずれの雪」ディビット・フラナガン役、 「二十日鼠と人間」スリム役、「12人」3号役などがある。また、ブルーマン・ジャパンの劇中ナレーションや東京モーターショーのメルセデス・ベンツ専属 ナレーターなど活動は多岐にわたる。 2009年11月15日アクティングコラボレーション創立に参加。


土 屋貴俊
数々の舞台、TV、CM等に出演。 主な出演作品は、「マイフェアレディ」「アニー」「シェルブールの雨傘」「風と共に去りぬ」「カルメン」「ローマの休日」「王様と私」などに出演。 中でも、「マイフェアレディ」の大使館のシーンでは皇太子役で大地真央扮する主人公イライザの相手役を努める。 その他、イベントやショーの演出、振付なども手掛ける。 1999年、「FOREVER TANGO」日本初来日公演に魅了されアルゼンチンタンゴを習い始める。以降、ミュージカルと平行しアルゼンチンタンゴに 力を注ぐ。 最近では、タンゴのインストラクターも始め、俳優としても活動の場を広げる。 2009年11月アクティングコラボレーション創立を機に演劇とタンゴのコラボレーションをプロデュースする。


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